林業が昔から町の繁栄を支え続ける智頭町。
その礎として、鳥取県立智頭農林高校に学びの場があります。
校内の広い敷地には、杉や桧の原木や製材が大事に保管され、教材として使われています。
以前に学校を訪ねた折、木工品製作で使われたあとの杉材が、多く残されたのを見た時、どうにかして使い切りたいとの想いがありました。
智頭の山には、無尽蔵に杉や桧の木々が育っています。
農林高校の演習林には、昭和時代の先輩が植林し、後輩が枝打ちなどを行い、木の成長をしっかりと守っています。
そしてこの度、学校のご協力を戴き、授業で使われたあとの杉材の再活用を図り、智頭杉鉛筆が誕生しました。